子宝整体師とは、妊活プログラム(排泄・吸収・免疫・生殖・成長)にのっとって、妊活サポートを提供でき るセラピストを育てる講座です。
これまで、柔道整復師・整体師・鍼灸師・カイロプラクター・理学療法士・作業療法士・看護師・助産師が学 びに来られました。また、健康に関わる仕事をされていない方が、この講座で学びセラピストとして活躍を目指 す方も受講されています。
妊活プログラムを元にサポートするために提供するスキルは、以下の妊活ピラミッドの1メンタルアプローチ 2インナーアプローチ 3アウターアプローチです。
なぜ、「インナーアプローチ」と「アウターアプローチ」が必要なのかと言いますと、 体質改善を考える際に大切な考え方だからです。
体質= 体に入ったもの(体液の素材になるもの)
× 体の処理能力(栄養の吸収や毒素を排泄する体の機能)
そして、体質 = 体液の質 = 細胞の質= 精子や卵子や体のあらゆる組織(子宮や卵巣を含む)の質 だからです。
さらに臨床経験上、いくら体に入るものを変えたり、体を変えても、大きなストレスを抱えている状態では自律 神経が乱れ、体質改善の大きな妨げになってしまうため、メンタルアプローチが必要になります。
そのために子宝整体師養成講座では、
1.整体技術の教育(アウターアプローチ)
当協会がお伝えする整体技術は主に「内臓整体」です。といいましても、お腹を強く圧迫するものではなく軽
く触れている位の圧で、内臓の血流を促し、内臓の重さや硬さにアプローチをするものです。 例えば、糖質過多の食事や服薬量が多い方に肝臓の重さや硬さが目立ちます。肝臓の機能は、解毒だけでな く、ホルモンの代謝や生成に関わります。また、大きな臓器ですので肝臓が重くなり、胃下垂のように肝臓が
下垂すると横隔膜・腸も下垂し、下腹部の臓器(子宮や卵巣)の血流を阻害してしまう可能性があります。 そのため肝臓一つを上げても、体調やホルモンバランス、子宮や卵巣への血流に影響しますので、内臓への
アプローチ重要なものとなります。 また、内臓の血流を促すセルフケアもお伝えしています。
↑講座の写真 ↑施術の動画(以前撮ったDVDの一部等) ↑セルフケア動画
2.栄養・食育の教育(インナーアプローチ)
栄養学を学ぶと「体は食べたもので作られている」という言葉をよく耳にしますが、整体や運動で内臓の状
態や血流が良い状態になっていても、栄養不足や毒素が体に溜まっている状態では、体質も細胞も良い状態に なりません。
当協会では、分子整合医学を元に細胞内の環境を考えた栄養学・食事指導をお伝えしています。また、妊娠 や体によい食事をとろうと無理をされている方や、パートナーとの食事を有意義に過ごせていない方も多くみ られます。そして、体に良いものを美味しい形で食べるという知恵を知らないが為に、食事の時間が有意義で ないという方もいます。私たちは、こういった食事への在り方を「食育」としてお伝えしています。
さらに、妊活中の方のデトックス、細胞の活性化、生活習慣の変化に有効なファスティングの指導も推奨し ています。医療・スポーツ・芸能・一般の方を含め国内でその実績がトップクラスである、一般社団法人 分 子整合医学美容食育協会の支部として、ファスティングマイスターの資格検定を行っています。
3.カウンセリングの教育(メンタルアプローチ)
私たちは「妊活に悩む方を独りにしない」という言葉をよく使います。妊活中の方のお話を聞かせて頂くと、
本当に相談できなくて我慢されている方が多いです。不妊治療の事・婦人科のお悩み・夫婦間の意見のすれ違い・ 情報過多による迷い等です。
例えば、夫婦間の事ですと「パートナーは協力的です」とおっしゃる方は「自分が頑張らないといけない」と 我慢していたり、「パートナーは無関心です」とおっしゃる方のパートナーは実はとても心配していたりします。
ですので独りで悩みを抱え込まないで欲しいという意味で「独りにしない」という言葉を使います。
カウンセリングには、沢山の知識と相手の方のお悩みを受け止めるカウンセリングスキルが必要です。一人で も多くの方が妊活を希望をもって行えるように、カウンセリングの教育を行っています。
また、基礎体温表や相手の方の自覚症状、体の状態から、今心と体がどのような状況であるかを共有し、その 状態が妊活度どう関係するかをお伝えできるスキルがあると、情報に惑わされてしまっている方も目的をもって 妊活をすることができます。
これは体を診る事ができるセラピストだからこそできるカウンセリングです。
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